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ri0ca’s diary

やり直しがきかない人生

今年のクズ今年のうちに

年末です。

ブログをすっかり放置してしまい、ごくごく一部の読者の方々は私の事なんて、もう忘れてしまっている事でしょう。 結局私ったらまじめなので、ブログ書くのにものすごく時間をかけてしまうんですね。 出来る限りそれは面白くありたいと思うし、想いは余すところなく文字に乗せたい。 そのふたつは時に反発しあうもの。葛藤して書いては消し・・・を繰り返していました。

とか何とか言ってますが 要するに、彼氏できたんで香田(仮)なんて、どうでもよくなったんですよね!あっはっは! どうでも良い人の事を丹精込めて文章に起こすなんて、なんていうか・・・、無駄?

堂々と彼氏なんて寒い事言ってますけど 全く続く気がしないので、そのうちブログに書く日がくるかもしれませんね。 タイトルは「YとGの野球帽(仮)」か「もうひとつの有馬記念(仮)」あたりでしょうか。適当ですけど。

それはそうと、香田のせいで?後がつっかえてしょうがなかったのですが、今年のうちに一つだけ。

今年コンカツで出会った方々やクズ野郎どもを ざっと葬っておきたいと思っているんですよ。私のために。

来年こそは良い年にしたいですからね。

それではお一人目の方からどうぞ~

  • 金正日(仮)39歳 サラリーマン 元旦那

f:id:ri0ca:20161227005046j:plain※写真はイメージです

最終総書記系男子「慰謝料100回払いで」

付き合いを含めると15年。私の麗しき20代ぜんぶ棒に振りました、って誰が喜び組やねん。でも悲しいかな思い出はめくるめくマスゲーム。楽しかった事に変わりはありません。もう二度と会うことは無いでしょう。ありがとうございました。

  • 六角(仮) 43歳 接客業 元彼

f:id:ri0ca:20161227022127j:plain※写真はイメージです

「俺も離婚してお前と再婚する。俺の連れ子5人と、更に子供作って野球チーム作ろう」

顔がどストライク、おまけにドS、溺れた時代もありましたが、もう良い大人です。その提案は現実的じゃありませんね。お互い歳とりました。昔は激しかったですが、今は頭がハゲましたね。頑張って下さい。

  • 香田(仮) 45歳 自営業

f:id:ri0ca:20161007225604j:plain※写真はイメージです

「好きというか、興味はある・・・かな。付き合うとか、そういうものに縛られたくはないんだ。」

総書記系男子からの卒業、そして開通、闇状態からいっきに自立へ導いた彼の功績は大きい。感謝はしているが傷に塩を塗る無責任発言の数々に振り回されたのも事実。その揺るぎないバブル感とトレンディドラマ仕立ての言い草は冷え切った不況世代にはある意味、潤いだったのかもしれませんが、あなたのタグホイヤー、F1並みに早かったですね。ありがとうございました。

  • 亀田(仮) 38歳 公務員

f:id:ri0ca:20161227015631j:plain※写真はイメージです

チャゲアスに『HOTEL』っていう歌が有って」

メガネ男子にはついつい食いついてしまう私です。しかし真面目そうな見た目とは裏腹に露骨すぎる誘い方はクズの極み。友達から「その人元彼です…」と聞いたときは大変驚きました。結局会う事はありませんでしたが、あなた○○市役所の○○課のお偉いさんらしいじゃありませんか、随分と大胆に婚活市場を荒らしまくってるようですが、程ほどにしておいたほうが良いんじゃないですかね。しらんけど。

  • 矢作(仮) 38歳 サラリーマン

f:id:ri0ca:20161227022930j:plain※写真はイメージです

「今日のパーティで僕、一番人気だったみたい」

メガネ男子にはついつい食いついて(略)女12名に対し男4名という婚パ会社のミスとしか言いようのない回で消去法の取り合い状態。つくづく婚活とは滑稽なものです。しかしそうは言っていられません。友人のアドバイスにより何気ない日常会話LINEを楽しむ!という事を修行だと思って頑張ってみたが苦痛過ぎて断念。

  • 向井(仮) 41歳

f:id:ri0ca:20161227023633j:plain※写真はイメージです

「お写真で拝見するより、ずっとお美しいですね」

メガネ男子にはついつい(略)お上品な物腰のインテリ感がウリのご様子で、お誘いの仕方も教科書のよう。恋愛的なものを楽しんでおられたのでしょう。2回ほどデートさせて頂きましたが洋服が全く同じだったのが何とも微笑ましかった。一張羅だったのでしょうか。

  • 有野(仮) 45歳

f:id:ri0ca:20161227024032j:plain※写真はイメージです

「僕ギックリ腰なんで安心して!」

ノリも良く、最初は(勝手に)最有力だと思っていたが「今からどうスか~?」と23時に突然誘ってくるスタイルに辟易。行くわけねーだろ!

婚パに通いまくり、大して興味はなくとも「ご縁は大切に」をモットーに根気よく続けたものの、これといった成果は得られず、最終的には結婚相談所の勧誘を3時間食らい、ほとほと疲れ果てました。入会金もろもろで50万て、アホか、私は結婚したいんじゃないっつーの。

その後、友人の強い勧めでマッチングアプリ導入。出会い系臭さに抵抗がありましたが、結論としては素晴らしかったですね。わざわざ金払って婚パ行くよりずっと効率的。しかも余程まともな人が多かった印象です。おかげで連絡先ざくざくゲットだぜ。まさにポケモンGO、ポケモンGOやったことないけど。

何でこんなに頑張ってたのか、よく分かりません。どうかしてたんです。 目標はありました。クリスマスまでに彼氏をつくる。頭沸いてんのかとか思うでしょう、しかし私は大真面目です。なぜなら去年のクリスマス、私は布団の中で消えてしまいたいと思いながら時が過ぎるのを待っていました。言いようの無い孤独感と虚しさ…私は、あんな想いだけは絶対にしたくなかったのです。

自分磨き、なんて結局キレイごとじゃないですか?私は単純なんで、結局別では埋められないんですよ。仕事のストレスを旅行で解消~!なんて付け焼き刃にしかすぎず、癒えることはありません、多分。

と、まぁこのように、

書く程でもない思い入れの無い方(酷)も含め、コンカツでそこそこの方々と出会うことができました。ありがとうございました。所詮私なので、ほとんど発展する事はなく、会うことすら出来なかった(しなかった)人たちです。結果として総書記(仮)から香田(仮)を経て高橋(仮)に着地した感じでしょうか。誰が渡り鳥やねん。小池百合子やねん。盛り土満載ってやっかましいわ。 良かったのかどうかはよく分かりませんが、今年1年を振り返れば上出来だと思ってます。今、寂しくないから。

だって明日どうなるかなんて、みんな分かりませんよね? 前後左右 いつも未解決 

来年もよろしくお願いいたします。

開通タグホイヤー④

街を歩くカップルが、チョメチョメ済みかどうかを見極めるには、繋いだ手を見ればよいという話を聞いた事がある。普通に繋いでおれば未、貝握りであれば済なのだ。

 

という事は、いまこの状態は

どういう状態なのだろうか。

 

半ドイッチ(貝)に目を落としながら私は動揺を隠せないでいた。

 

 

おまけに顔から汗が止まらんし、ひたすらハンカチ王子の如く汗を拭い続けていた。

 

対して香田(仮)と来たら全くお構い無しのご様子で、恐らく45年の人生の中で培われた、カッコ良いとされる俺史上最高のキメ顔()で語りかけるのである。

f:id:ri0ca:20161020221724j:image※写真はイメージです。

「少しでも触れていたい…(流し目)」

「伝えないと伝わらないじゃない(ドヤァ)」

「言わない後悔はしたくないからね(キリッ)」

 

 

少しは気付いてましたが、ことごとく言い方がトレンディドラマのそれ、というか、往年の俳優風味が半端ないのである。まぁ、そのいわゆるバブル世代?という事なのでしょうか。えっ、45歳ってそうだっけ?と思ったが、昔の職場にかきあげ女子(往年のほう)が居たのを思いだした。そう、得てしてそういう方は山口智子のようなキャラだったりするのである。

それは置いといて。とにかくそれを意識しはじめると、もう面白くて仕方ないのである。

 

背後で流れ続けている、せっかくのチャゲアスも、かえってバブル感に拍車をかけている悪循環…。

 

 

「帰したくないな。もっと一緒に居たい…」

{セイエーーーーース〜〜♪♪♪}

 

 

ああああwwwww

やめろぉぉぉぉぉwwwww

ギャグみたいになってるからぁぁぁぁ!!!

 

 

  

香田(仮)の腕に、何ともイキがっt…お値段の良さそうな時計がしてあるのが目に入る。ここは話題を変えたい。

「い、良い時計ですね」

 

「ん?これかい?タグホイヤーだよ(ドヤァ)」

「1ドル72円だった時代にロスで(ドヤァ)」

「F1って言ったら分かるかな(ドヤァ)」

 

 

バ ブ ル ワ ー ド

いっぱい出た気がするんだが(ぐらぐら)

 

 

 

バブルを謳歌した世代とはいえ、今を生きている現代人に変わりはないのに、なぜこんなにフレッシュにバブルを語れるのでしょうか。

あと香田をおっさん臭く見せている要因は、そのスラックスよ。教師びんびん色やん。まじで。

f:id:ri0ca:20161106030407j:image※巷ではグレージュと言うらしいが...

しかしそのタグホイヤー、1ドル72円の時代に買った、という割には、とてもキレイだった。大事に使って来たんやろなぁというのは伝わってくる。

なんかなぁ、いちいちさぁ、そういう所は良いなぁ、って思う。

 

 

ドライブは地元の某山の展望台から、某港へと移動。陽も翳りはじめ、如何にもなムードにはなっていた。

 

っは!

 

香田は待ってましたとばかりに抱き締めてきた。

そしてこう囁いたのである

「やっぱり女の子はさ、こうしてあげなきゃ、抱き締めなきゃ、だめなんだよ。放置なんてしちゃ絶対だめなんだ…。

俺がこうした所で意味無いかもしれないけど…でも…」

 

 

正直ジーンときてしまった。

 

これは後に冷静になって思うと、1番心が弱ってる時期に、最も弱いところにブレーキなして突っ込んでこられた状態。いわゆる事故。みたいなもんだったと思う。

しかし私は情けない事に完全に、香田(仮)に絆されてしまったのである。

 

香田のシャツからは、うすーーく、ほのかーーーーな、普通の洗剤の香りがした。むちゃくちゃ加齢臭ぐらいしそうなのに(失礼)驚くほどクリーン。香水とか柔軟剤の香りがするわけでもなく。

それがまた、妙な安心感をもたらす、わけで。はわわ。

 

 

 

結果、チッスを許していたのである。

 

 

はぐぉ!!!

 

 

トレンディ怖い!!!!

 

 

 

開通タグホイヤー③

車内ではチャゲアス(往年のアレ)が流れていた。パーティーの時に私が好きだと言ったからだろう、気が利いている。

 

「香田(仮)さんは独身ですか?」

「え?」

「あ、ずっと独身か…って意味です」

んー、と渋い顔をする香田。

「違うよ、一回結婚してたよ」

そっか45歳なら不思議じゃないな。 前の奥さんとの間に中3の息子と小6の娘が居て、一緒には住んではないそうだ。

そこから自然とお互いの結婚生活の話、いわゆるデリケートな内容になっていった。話せる範囲で…としながらも、香田は色々と話してくれた。それは私も同じだった。同じバツイチだからなのか、相手が香田だからなのかは分からないが、不思議な安心感があった。  

「…え?ちょっと待って意味分からない。」

香田の顔色が変わった。7年レスだったという話になったところで、だ。話の流れでつい言ってしまった。

「そんなに仲悪かったの?」

「めちゃくちゃ良かったですよ」

「そういうのが苦手、とか…」

「普通です」

「たまには女性から誘うのも…」

「散々誘いましたよ」

「だったら普通男はさ…」

「全く駄目でした」

「」

余程信じられないのか、矢継ぎ早に質問されたが、聞く事が無くなったようだ。 私も投げやりに言いながらも複雑な気持ちになる。

「ごめん、凄くショックで」

「何で香田さんがショック受けてるんですか(笑)」

「だって普通ありえんやろ。7年も放置するなんて…酷すぎる」

今度は私が黙る番だった。

そうだよね…

「辛かったやろ?頑張ったね」

被せるように言われ、目の前が一瞬滲んだ。 斜めからではあるけれど(だいたい原因の一部であってメインじゃないし)初めて真正面から肯定されたような、救われた気分だった。

くっそ、こんなことで…

っは!!!!

気付いたら手を繋がれていた。

これは噂の手の平サンドイッチ、 いや半ドイッチ? 私は激しく動揺した。 ななななな

「顔、赤いよ…」

香田はさっきまでの業者でなく、かといって最初のあの気の早い感じでもなく、知らない人になっていた。

お前誰や!!!!!

開通タグホイヤー②

あー

石井石井石井石井…

f:id:ri0ca:20161006182918j:image※写真はイメージです

 石井ェ…

f:id:ri0ca:20161006182924j:image※写真はイメージです

 

 

初めての婚活パーティーから3日、私は未だ石井(仮)を失った悲しみから立ち直れずにいた(得てもないのに)

Tさんに、いかに石井が魅力的だったかを力説し「3人で会いましょうよぉ!」と往生際の悪さを爆発させた程である。

しかし石井ときたら、当日も用事が有ると帰ったきり、その後も一度も連絡を寄越さないという。何でやねん!

私も連絡先カードは渡せていたはずだが、もちろん来ていない。何でやねん!

私とは逆で、仏心など微塵もないタイプなのだろうか。とてもそんな風には見えなかったが…。

それとも、これこそいわゆる「社交辞令」なのか。社交的なのは当然で、興味が無ければ遠慮は無用…婚活パーティーとは思った以上にシビアな場なのかもしれない。しかしながら、下手に期待を抱かせないという意味では非常に明快で、紳士的とも取れる。さすが私の愛した石井は紳士。

「そういうもんだと割り切らなきゃ」と大人なTさんになだめられ落ち着きを取り戻す私。初めての婚活パーティー、思いの外張り切って肩入れし過ぎたようだ。真面目か!

 

一方、香田(仮)からは誘いのLINEが来ていた。仕事で近くまで行くのでランチでもどうですか。というものだった。

あの気の早い手繋ぎオヤジとは似ても似つかない堅苦しい文面。まるて営業マンの訪問メールのようである。

ランチならばと思いOKすることにした。

要するに、暇だったのである。

 

ランチは普通に楽しかった。デート感はまるで無く、取引先の営業かなんかと普通に食事しているような感覚だった。あのフライング手繋ぎは幻だったのか…

自営業といっても従業員は持たず、1人で何でもやっているようだった。大変だよ、ありがたい事だけど…という言い方に嫌味はなく、好感が持てた。

最後のデザートが出てきた時、はい。と香田がフォークを渡してくれた。

「ありがとうございます。…でもこれフォークじゃ食べられないですよ(笑)」

私はプリンを指した

「あ!あああ…。俺ほんとツメが甘いんだよなぁ」

香田は申し訳なさそうに照れ笑い。

f:id:ri0ca:20161007225604j:image※写真はイメージです

パァァ…

 

 

っは!!!!

一瞬萌えた、…のか?

 

お店を出た後、ドライブでもしよう。という事になった。ランチ解散だと思っていた私は狼狽えたが、断る理由が思いつかなかった。

 

要するに、暇だったのである。

開通タグホイヤー①

{それでは気になった方の番号を6つ挙げて下さい。}

 

と、係の人はアナウンスしたが、私の頭は真っ白だった。

確かに30人の男性が1分ずつ私の前に座っては去って行った。風のように。何が何だか分からないまま、何を話したかなんて覚えていない。ましてや誰に好感を持ったかなんて以ての外である。

それで選べだと?人間の判断能力を何だと思ってるんだ、超能力者ですか?

私はメモ紙に目を落とした。「兄弟多い」「釣り人」「1/6誕生日」…だめだ、こりゃ。

隣のTさんのメモを覗き込む。私の社会復帰に付き合ってもらった友人である。

さすがの賢いTさん、きちんと的を絞って簡潔に書かれてあった。

私は薄〜〜〜い記憶を辿ってみる。すると1人が浮かび上がった。

f:id:ri0ca:20161006015222j:image※写真はイメージです

石井一久を寸胴にしたような、要するに私のタイプだった(知らんがな)職業や趣味も興味深かった。ので迷わずにこの方を指名、後は適当に書き、結果を待つ。

しばらくするとマッチング結果なるものが配られる。要するに「あなたが選んだ人は●人ライバルが居ますよ」「あなたの事●番が狙ってますよ」という、非常に効率的であるのと同時に死ぬほどこっぱずかしいシステムだ。

これを元に、フリータイムに入るのだが「さぁ!積極的にどーぞぉ!」と言われても、え?…え??となるのがオチである。実際、みんな戸惑っているようだった。

私が指名した石井(仮)は私ではなく、Tさんを指名しているというまさかのトライアングルが発覚。いきなりショック。しかし私は果敢に2人で石井の所に行こう!と提案。「一網打尽にしちゃえばいいんだ!」…全く意味不明。

石井(仮)は感じよく話をしてくれて、私は有頂天になっていた。しかも見れば見る程タイプ。何とか爪痕を残そうと私の中の乙女を捻り出そうとするが、そもそも持ち合わせておらず空回り。途中でTさんと喫煙所へ行ってしまったので、1人ポツーンとしてしまった。

ふと目の前を見ると2人組のサラリーマンが座っていたので何となく話し掛けた。「お2人はお友達ですか?」「いや、仕事関係の…」こんな何の変哲もない会話だったと思う。

そして、フリータイムは終了。いよいよ最後のマッチングである。3名指名して、相手と両思いであればカップル成立である。

私は迷わず石井。…と、ここで先程話した例のサラリーマンが、最初に私を指名していた事に気付いた。

f:id:ri0ca:20161006023807j:image※写真はイメージです

系統で言えば香田晋ライン、45歳 自営業

へぇ、選んでくれてたのか。知らずに喋っちゃったな。

しかし、うーん、年上過ぎるし、いかにもおっさん!な雰囲気だったし、第一まるでタイプじゃない…

でもまぁ、話した感じは悪くなかったし、せっかく指名してくれてたんだし、まぁいっかぁ…

と、ほんの仏心で香田(仮)の番号を記入。結果を待った。

男性、女性の順に退場し、封筒を渡される。カップル成立した人には「おめでとう!」の紙が入っているので、相手の人と合流し連絡先を交換してね!という流れ。

封筒を開けると、Tさんは石井とカップル成立していた。分かっていたがショックである。私は愛する?石井を手に入れる事は出来ず、失恋してしまったのである。

愛しい石井がこちらに近づいて来る。私ではなくTさんのもとに…。ああ刹那。しかしそんな哀愁もつかの間、その後ろから満面の笑みで近づいて来る男…

f:id:ri0ca:20161006023807j:image※写真はイメージです

「いやあ!ダメ元で書いたけど、良かったあ!どこ行く?」

そう、私は私で、香田(仮)とカップル成立していたのである。

「え…いや、私は帰…」

「この子、借りちゃっていーかな?!」

私の言葉を押し除けTさんに話しかける香田(仮)。しかもちゃっかり私の肩をソフトタッチ。

 

ああああああーーーっ!!!

完全NG!!!

セクハラ反対!!!

コンプライアンスコンプライアンスー!!!

 

 

私は猛烈に後悔した。婚活において、仏心なんて出してはいけないのだ。困った。このギラギラおやじどう処理したらいいの…

とりあえず今日は帰ると謝り、LINEは交換した。バス停まで送ると言うので着いて来て貰ったが、途中で手を握ろうとしたのでさすがにドン引きした。

 

コンプライアンスコンプライアンスー!!!

勘違いはダメだよおっさん!!

そして海原へ

と、いうように

8月まで闇の引きこもり生活を送っていた私も、社会復帰に向け動き出します。

得るものも多かったけど、15年かけて下手を打った。これは事実です。この無駄な時間は取り戻したい。

まぁ、動いてないと死にたくなるからとも言えます。だってそうでしょう、人妻という囲いが外れ再び、放りだされたんです。自由で良いじゃないと言う人も居るでしょう。氏ね。それは「まるで何もない」恐怖でもあるんだよ。おっと、disるつもりは無かったんですが私の中の厨二が、つい。

 

という訳で、15年前には市民権の無かった婚活パーティーに行く事にしました。

再婚したいの?と友人に聞かれました。正直、良くわかりません。どちらかといえばNOです。わざわざあの面倒な共同生活をすぐしたいのか、と言われると勘弁して下さいと思います。

でもね、とりあえず独身だから出来ること、やりたいじゃないですか。知らない人同士、よそよそしく探り合うように会話して、デートなんかして、無駄に楽しそうじゃないですか、そう、自由恋愛パーリーピーポー。

あと、このブログの冒頭に書きましたよね。わたしはセックスしたいんです。…うーん、こう書くとちょっとアレですけど、大真面目に言ってます。もちろん誰でも良いわけじゃないから難しい。みんなそうでしょうけどね。

 

 

まぁ、15年のブランクで自分にそんな相手がすぐ、出来るわけ無いんだけど。

 

そう、この時はそう思ってました。

しかし、思いもよらない展開が待っていたのです。

 

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1月

1月某日、母親に離婚することを告げた。 「がんばったけど、駄目だった。」 ごめんなさい、と言ったところで涙が出た。もうこれで、終わるのかな…と思った。誰にも言わなければ、いつもの諍いで元に戻ると思っていた。これ以上の話し合いは望めない。 そう覚悟しての事だった。

月末に1時間の距離にある実家へ引越した。

それまで半年間にわたって家庭内別居の状態が続いていた。 ドア越しに主人の気配を感じながらの生活は地獄のようだった。 ほんの少し前までは当たり前のように仲良く過ごしていた日々、もう戻る事はない日々、かといって先へ進める勇気もなく。 結婚記念日、クリスマスは布団の中で丸くなって過ぎるのを待った。 これほど時間が遅く感じたことはなかった、ただ虚しく、悲しい時間だった。

2月、職場を辞めた。 事情は誰にも言わなかった。 辞めるまでは実家から通った。 最後まで何事もなく勤め上げることができた。これでよかった。

3月、からっぽになった。 毎日死んだように横になって過ごしていた。 そして調停がはじまった。

4月、母の勧めでジムに通うようになった。 調停で不利な状況になり、毎晩旦那が夢に出てくるようになった。 ダイビングのライセンスを取ろうと思い立ち、沖縄へ。 何かないと、やりきれなかった。

5月、不利な状況が続く。友人に会うと、かえって情緒が乱れるようになった。 時間の流れに置いていかれていると感じていた。 人に会うのが嫌になり、引きこもりに拍車がかかる。

6月、調停が一つ前へ進む。母と旅行へいく。 何かひとつ、目標を立ててみようと思い立ち、マラソン大会にエントリーする。

7月、マラソン大会に出る。膝を壊す。 調停が終わり、離婚が成立する。

8月、ようやく新しくスタートさせる事となった。 名義や手続き、携帯…変えられるものはいっきに変えた。今は息を止めて走るしかない、そんな心境だった。立ち止まると、きっと崩れ落ちてしまう。

毎日ではなくなったが、相変わらず夢には旦那が出てくる。 当たり前のように布団に寝ている、いつもと同じシーン。私は旦那の背中を見ながら「あれ?離婚は何かの間違いだったのかな?」と思っている。そこでいつも目が醒める。間違いではない、現実だ。 私はきっと、あの家に気持ちを全て置いてきたままなのだ。 戻りたい訳ではない、後悔はしていない。 だけど気づけば「何処かで引き返せる何かが有ったのではないか」が巡りだす。 空いた穴は、心の傷は、そのままだ。 消えることはないのかもしれない。

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